本屋を巡る冒険(東京編)訪れた書店と買った本の紹介。

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なぜこれほどまでに本に惹かれるのだろうか。おそらく僕にとっての刺激なのだ。

読書は、ジェットコースターのような強烈な刺激ではなく、マッサージされているような、心地よいじんわりとする刺激だ。

僕は、本を求めて旅をする。旅と読書は相性が良いと思っている。

旅の思い出と、そこで買った本の思い出が結びついたとき、僕はなんともいえない幸福感に満たされることになる。

ネット通販でいつでも本が買える時代だからこそ、あえて本屋に行く。

すると実はこんな本に興味があったのかと自分の新しい一面を垣間見ることができる。

今回訪れたのは、たまたま宿泊先がその近くだった、ということなのだが、高円寺〜三鷹間の書店だ。

東京には面白い本屋がたくさんある。訪れるたびにそう思ってしまう。そして、そう思うたびに東京移住計画をいそいそと立てるのである。

前置きが長くなってしまったのですが、今回は訪れた書店を訪問順に、そしてそこで購入した本を紹介します。

目次

高円寺 蟹ブックス

高円寺に行ったらまずはここ。と自分の中で位置付けていて、前回の東京旅行でも訪問した。

看板がかわいい。

ここは、作家の花田菜々子さんが経営されている新刊を扱う書店です。

店内は広くないものの、選書のセンスが抜群で、僕好みの書店です。

たまに作家のPhaさんも店番をされているので、花田さん好きにもPhaさん好きにもたまらない書店です。(前回の訪問時はお二人ともおられてサインしていただきました。ありがとうございます。)

とにかく、ほしい本があり過ぎて迷う。ただ、今回の旅の1軒目であり、どの本屋でも本を買いたかったので、20分くらいふんふんと吟味して、パラパラ読んでみて、3回くらい手に取って、一番目があった回数が多い本を購入しました。

ブックカバーは10円かかりますが、かわいいのでぜひお願いしましょう!

購入本

『歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術』

タイトルと内容に惹かれました。エッセイのような日記のような小説。

先日読み終えましたが、ふと立ち止まりそうになったときにもう一度読み返したい一冊です。

最近歩くことに何かを見いだせないか模索しているから興味を持ったのかも。

三鷹 UNITE

次に向かったのは、三鷹にある書店UNITE(ユニテ)まず建物が重厚な感じで、趣深く、書店に入るだけで癒される。体にいいと思った。

お目当ては、ナナロク社さんのフェアを見に行くことでした。

(店内は許可を得てから撮影しております。)

この棚を見ていて、たくさんお世話になったなあという気持ちと、まだまだ知らない本があってワクワクという気持ちになりました。

この書店も新刊を扱う書店で、ZINEなどもありました。本好きにはたまらない空間。

店内でコーヒーを飲むこともできるようです。

購入した本

岡本真帆さんの新しい歌集(サイン入り)をゲットしました。岡本さんといえば傘の人です。

岡本さんの短歌は、あれなんかこんな経験したことあるかも、みたいな感情を言語化してくれる。

もう一冊は、完全なるジャケ買いです。装画がかわいい。

『超個人的時間旅行』という本です。

11人の方が寄稿されている書籍で、一番初めがスズキナオさんの「タイムトラベルな散歩」(また散歩だ!)スズキナオさんは、勉強不足で夜行バスに乗りまくっている人、くらいの知識しかありません。読むのが楽しみだ。

まだ2軒目なのに二冊も買ってしまった。

荻窪 Title

まちの本屋さん、という佇まいが完全に僕の好みでした。

新刊を扱う書店でカフェも併設されています。こちらの書店も置いてある本が素敵すぎて、何度も足を運びたくなる書店です。

こういう本屋さんが近所にあればいいのに…とずっと空想していました。

購入した本

Titleの店主辻山さんが書いた本を購入。この本はここで買いたかったので夢が叶いました。

お店の奥はカフェになっています。そしてすぐに読む。

コーヒーは浅煎りのブレンドを注文。美味しかったです。

青山ブックセンター

中央線から外れていますが、東京にきたらここに行かないと落ち着かないのでご了承ください。

青山ブックセンターからのルノアール青山花茂店の流れは、もはやルーティーンとなっている。

購入した本

小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』は他の書店でも見かけてもうこれは読むしかない、と購入。

島田雅彦『散歩哲学』やっぱり歩くことに関心があるんだな。

本を買うと、今の自分の関心ごとがわかって楽しい。

吉祥寺 百年

続いて訪れたのは、吉祥寺の古書と新刊を扱う書店、百年。店内には又吉直樹さんの原稿が飾ってありました。確かに、又吉さん好きそうな店だなと思いました。

購入した本

生活綴方という書店が発行しているZINE『点綴2』を購入(古書)

生活綴方に行きたいけれど、日程的に厳しいなと思っていたので、まさかの出逢いに感謝。うれしかったです。

吉祥寺 ジュンク堂

スキップとローファーを買いたかったので立ち寄りました。大型書店の醸し出す安心感というのもまた良いですよね。

応援版が買えたので満足。今回も素敵な話に溢れていました。未読の方。まだ10巻です。すぐに追いつけますよ!

西荻窪 BREWBOOKS

Twitterのフォロワーさんに教えてもらって訪れました。

店内はそこまで広くないですが、面白そうな本で溢れていました。

ビールも飲めるらしいです。(この日はもうヘトヘトだったので断念しました)

購入した本

飯村大樹『サッド・バケーション』

この本も、この旅行中、書店を巡る中で何度か出会っていて、次あったら買うぞ、と思っていたらちゃんといてくれました。よかったです。

高円寺 そぞろ書房

そして高円寺に帰ってくる。

最後に訪れたのは、新刊と古書を扱う書店、そぞろ書房。

大好きな『鬱の本』を出版された方がお店をやっている、ということで絶対に行こうと思っていた書店です。

場所が少しわかりづらく、何度か迷子になりました。

購入した本

PhaさんのZINEが置いてあったので、迷わず購入。読むのが楽しみです。

さいごに

読書をめぐる冒険は、繰り返すうちにどんどんニッチな方へと向かっている気がする。

そして本をたくさん買ってしまったので、読む時間を確保しなければならない。

ということで、来月に読書泊を敢行し、今回購入した本とじっくり向き合おうと思っている。

それまでにZINEを完成させなければ…

最後に宣伝なのですが、5月19日(日)文学フリマ東京に出店することが決まりました。この日を境に本を買いまくる人間から、本も売る人間へと変化します。ぜひお越しください。

値段などまだ何も決めていないのですが、お求めやすい価格にするので、ぜひ買ってください。あと一人で暇しているかも知れないので気軽に話しかけてください。

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この記事を書いた人

読書×ミニマルライフで自分らしい暮らしを模索しています。
おいしい珈琲を淹れて、大好きな読書をしてのんびり過ごしています。
ミニマリストとしての生活や読書で学んだことなどを発信していくブログです。

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