四角大輔『超ミニマル・ライフ』は人生の教科書となりうるかもしれない。

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今のままは嫌だ。変わりたい!

という気持ちになったことがある人は多いだろう。

では、

どう変わりたい?どうなりたいのか?

と聞かれた時にあなたは答えられるだろうか。

まあ、確かに仕事はきついし、嫌だけど、次の仕事を探すとなるときっともっと大変だろうし、

せっかく苦労してはいんだから、などど早くも言い訳を始めてしまう。これは僕だ。

僕たちは、なぜ変わりたいと思いながらも変わることができないのか。

それは、見えない不安、周囲からの評価、そういったものが(実感がないにせよ)押し寄せてくるからである。

では、そういった不安を一つずつ丁寧に取り除いていくことができたとしたら、

僕たちの前には、一体どんな世界が広がっているのだろうか。

そんなことを考えながら本書を読んだ。

以下は、本書の概要を抑えつつ、今僕にできる最大限の方法を考えてみることにした。

僕は、変わりたいのだ。

目次

超ミニマル・ライフ3原則

著者は本書の中で、目指すべきゴールとして、3原則を掲げている。

①体・脳・心の負担を最小化して「パフォーマンス」を最大化する

②仕事と家事を超時短して「自由時間」を最大化する

③お金・仕事・人間関係の不安を無くして「幸福度」を最大化する

これだけだとかなり抽象的、というよりそりゃそうだよな、と思うものばかりである。

ここに書かれていることを、実際に自分の生活にどう落とし込んでいくのかが、肝要である。

僕は、①と③に不安を感じることが多いと思ったので、その点を意識しながら読んでいった。

休みの日は思いっきり遊べ!

まずは、体の調子を整えよ!

そのために必要な5つの教えが紹介されている。

①ちゃんと食べる

②ちゃんと体を動かす

③ちゃんと休む

④ちゃんと寝る

⑤思いっきり遊ぶ

そんなの当たり前じゃないか、と思う方もいるかもしれません。

そうおもったあなたはとても健康です。そのままできっと大丈夫。

僕は、こんな当たり前のこともできていなかったのか、と自身の生活を反省するところからスタートした。

特にアヤシイのは④と⑤だ。

ちやんと寝るために

ちゃんと寝るために必要なことは、すでにさまざまな本で学んだはずだ。

なのに油断するとスマホをベッドで見てダラダラしてしまう。

明日のことを考えると、

脳が緊張していて、体は疲れているのにうまく眠れない。

まずは、そこを改善することにした。

湯船にしっかりとお湯をはって20分(僕の場合だと15分だとまだ冷えている)Kindleを持ち込んでゆっくり読書しながら体をしっかりと温める。

部屋は間接照明のみにして、スマホから距離をおく。

アロマやお香を焚いて、睡眠モードにする。

詩を読んだり、読書をしたりしてのんびり休む。

これをすれば完璧だ。

完璧なはずなのにできていない。

とりあえず、スマホが1番の天敵だ。なんとかしよう。

明日のことは考えない。今日できたことを肯定してのんびりと読書に勤しむ。

思いっきり遊ぶ

休みの日に夜遅くまで遊んでいるやつは馬鹿だと思っていた。

それなのに、その人たちは元気に仕事をこなしている。ハツラツとしている。

僕の生活において、あそびが足りない!決定的に。

なので遊んでみることにした。

とはいったもののどうしていいのかわからない。

「人と会う」

これは結構大切だと思った。

昨日も仲の良い友人と飲みまくってさわいで(控えめに)くつろいだ。

大事なことだったんだ、と実感した。

あとは、何か新しい世界に飛び込んでみようと思って、気になっていたストレッチの店にいってみた。

初回60分3900円。

安いのか高いのかわからないけどいってしまえ、と予約なしで飛び込んだ。

偶然空いていたのですぐ施術を受けることができた。

専用のジャージに着替え、全身を思いっきり伸ばしてもらった。

体が何度か裂けるのではないかと心配したが、終わってみると体がとても軽くなっていた。

Sっけの強い女性トレーナーの方に担当してもらったのだが、

「こんなに体がかたいひとはそうはいない」とぼろくそに言われ、激痛に耐えながら、そうはいったものの途中から痛みが心地よくなってきて…

村上春樹『1Q84』の青豆トレーナーのストレッチもこんな感じなのかなあ、と考えていた。

家でできるストレッチや姿勢についても丁寧に教えてもらえてとても満足した。

背中、肩、お尻、の筋肉がガッチガチに凝り固まっていたようだ。

でも全身やばいですよ、最後にもボロクソに言われてしまったので、ヨガやストレッチを取り入れてみようと思う。

確かに、思い当たる節はある。

以前体が硬すぎてなのか、呼吸ができなくなるくらい、もも裏がつったことがある。

お尻のトレーニングをしようと思って、四つん這いになって足をあげる自重トレーニング。

加減がわからなかったので、えいっと思い切り足を上げた刹那、想像を絶する激痛がおそいかかった。

5分くらい、家の床で悶絶しながらころがりまわっていた。

声にならない叫び声をあげ、ひとりで何やってるんだと、悲しくなった。

高校球児が足をつってマウンドから降りる、というのを、甲子園でたびたび目にしていたのだが、(学生時代は神戸に住んでいたので、甲子園球場によく行っていた)

足つったくらいで、ちょっと休めばいけるんじゃないの、と思っていたのだが、その時にピッチャーの無念さを実感したのだった。

痛すぎる。

話がそれました。ごめんなさい。

本書にも、ヨガのポーズがいくつか紹介されていて、早速やってみた。

痛みが心地よい。

これは、思いっきり遊ぶっていうことでいいですか?

次はボルダリングをやってみたいなと思っています。

遊びまくってやる。

お金の心配を解決し、ギブしまくれ!

お金の悩みを解決するのは、実は簡単だ。

生活にかかるコストを計算すればいいだけである。

そして自分の収入に見合った生活をすれば良いだけだ。

余計な買い物はしない。

ただ、遊ぶときは思い切り!

先月と今月は旅行にたくさんいくキャンペーン中でしたので、お金が少々かかってしまいましたので、来月からはそこは抑えつつ、でもしっかりと遊ぶとこをやっていきたい。

新しく始めたのは、珈琲自家焙煎と読書会だ。

これはそんなにお金がかからないので、楽しく続けていきたい。

ギブする

僕は、たくさんの本を読んだりいろんな人に話を聞くのが好きだ。

もらってばかりだ。

なのでギブする。

本を読んで良かったことや、体験したことなんかをこの場を借りて伝えることができればうれしい。

これからも、ブログを日課にして、微力ながら、なにか皆様に還元できることがあれば幸いです。

さいごに

本書を読んで、僕は変わりたいと思った。

少しずつ、でも着実に前に進んでいきたいと思った。

読書や珈琲の趣味ももう少し深めていきたいと思った。

思いっきり遊んで、健康な心と体を維持したいと思った。

心から、たのしい、と思える日々を自分で作り上げていこうと思った。

今回取り上げたのは、本書のほんの一部です。

詳しく知りたい方、ぜひ手に取って読んでみてください。

また、衣食住についても詳しく書かれていますので、この本をまず読んで、もう少し詳しく知りたいジャンルの本に移行する、というのが良いかもしれません。

人生の教科書となりうる一冊だと思います。

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この記事を書いた人

読書×ミニマルライフで自分らしい暮らしを模索しています。
おいしい珈琲を淹れて、大好きな読書をしてのんびり過ごしています。
ミニマリストとしての生活や読書で学んだことなどを発信していくブログです。

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