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本が好きな人は、実はたくさんいる。 ただ、冬支度をするリスのようにひっそりと楽しんでいるので、読書が好きな人と出会えない、ということがしばしば。 なぜか。

新たな習慣として、読書リストを作ることにした。 読書をして得た知識や、その時の感動をそのままタイムカプセルのように、大事に保管しておきたいと思ったからである。

誰かのことを思って、本を選んでいる時間は、とてもあたたかい。

殺風景な部屋。一昔前は、そう言われたに違いない。

また本のことが、好きになってしまった。

エッセイを読んでいる時は、とてもゆったりと時間が流れていくような気がする。

いつの間にか、こんなにも登っていたのか。

経験とは、ゼロがゼロで無くなる瞬間だと思う。 一度知ってしまったら、それ以前の僕には戻れない。

「静かな部屋、整った部屋で、何にも邪魔をされずに、美味しい珈琲を淹れて、読書がしたい！」

本は、楽しく読みたいし、ちゃんと自分の心に残しておきたい。でも面倒なことはしたくない。