「ミニマリスト」になりたい友人にアドバイスした、5つこと。

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この部屋がいいねと君が言ったから、3月20日はミニマ記念日。 

ひとボケ入れないと先に進めなくなってしまった、もりたでございます。

さて、今回は、モノを減らしたいと悩んでいた友人にアドバイスしたことを、まとめてみました。

ミニマリストに興味がある人、モノを減らしたいなと考えている人、ぜひ最後まで見ていってください。

目次

余白が生み出す美学

殺風景な部屋。一昔前は、そう言われたに違いない。

しかし、現代社会を生きる我々は、情報の荒波にもまれまくり、今にも溺れそうだ。

人々は、こころの静寂を求めている。

友人は、僕の部屋を見て、おしゃれだと言ってくれた。

センスがあるわけではない、ただ、モノが少ないだけだ。

なんと、現代は、物を減らすだけで、心の平穏が得られるだけでなく、

おしゃれな部屋に住んでいることになるのだ。

これは、モノを減らすしかない。

後日、モノを減らしておしゃれな部屋を作りたいと相談を受けた。

Aさん(仮名)の悩みはこうだ。

・服が多いので、なんとかしたい。

・本は、たくさんあるが、何を読んだか覚えていない、あまり頭に入ってこない。

・キッチンの整理がしたい(僕は自炊をほとんどしない。ここはわからないので、パスした)

上記二つをメインに5つのポイントで改善していきました。

(なお、プライバシーのため今回は写真はありません。なるべく具体的にわかりやすく文章で説明できるように頑張ります!)

その1 床にモノを置かない!

もう、これは鉄則です。

これだけで、いっきにおしゃれな、整理された部屋に近づきます。

幸い、Aさんの部屋は、そこまで散らかっているわけではない。

ゴミ捨てや、掃除は一通りやった、ということなので、

お、これは余裕なのでは、と思った刹那、実は…

クローゼットに思いっきり詰め込まれている!!!!

なるほど、とりあえずそこに全部詰め込んだのね。

クローゼットのキャパを超えたらあっという間に散らかってしまうだろう。

さ、課題のクローゼットに着手していきます。

その2 服を選別し、封印せよ!

本当は、ガシガシ捨てていけば話は早いのだが、流石に他人のものを捨てていくのは抵抗がある。

まずは、普段よく着ている服と、そういえばあまり着ていない服、2つに分けることにした。

ちなみにどの服にもあまりときめかないようだ。

これは、僕も経験したことがあるのだが、

「服がたくさんあるのに、着る服がない」という、謎現象だ。

なんとなく買い物をしてしまうと、こうなってしまう。

買い物については後述するとして、

2つに分けた服の中で、あまり着ていない服のほうに目を向け、

この時点で捨てられそうなものはあるかと尋ねた。

すると、下着やTシャツ、靴下など比較的安価なものはこの時点で捨てることができた。

残りのコートや少し高そうなシャツなどは、最近着ていないけど手放す勇気はこの時点ではない。

ダンボールはあるかと聞いた。

当然あった。(これは偏見で申し訳ないのだが、モノが多い人は収納するものが充実している)

じゃあ、今は捨てない。

そのかわり、あんまり着ていない服をこの箱に全部詰めて一旦封印しよう。

数ヶ月開けることがなければ、もうそれは必要ないものだ、と説明した。

20着くらいの服がその箱に収められた。

クローゼットの服がかなり整理された。いい感じだ。

Aさんも、なんかきれいになったかもと嬉しそうだ。

その3 本やゲームをメルカリに出品してみよう!

Aさんは、なかなかの読書家のようで、ビジネス書や流行りの作家の本がたくさんあった。

しかし、カラーボックスにぎっしりと詰め込まれていて、一段に対して本が2列になっている。

これでは、後ろにある本を読みたいと思った瞬間に読むことができない。

この時点で、おそらく、後列の本たちはもうほとんど読まれることがないのだろうと思った。

僕は問いかけた。

この本の中で、特に印象に残った本、感動した本をビジネス書、小説10冊ずつ挙げてみて、と。

少し時間がかかったが、10冊ずつ提示してくれた。

じゃあ、その中から、ビジネス書と小説一冊でいいから、どんな内容かざっくりと説明してみて、と問いかけた。

うーん、なんとなくは覚えているけど、もうずいぶん読んでいないしなあ。

本は、その時の気持ちを大事にして、勢いで買う。

間違っていない。ただ、買いすぎると、結局どの本も読めない。迷うからだ。

選択肢が多すぎると、人間の脳は、後回しにしようとする。

思い切ってメルカリに出してみないかと提案する。

さっき挙げてくれた本は、手元に残そう。そしてもう一度読んでみよう。

そして本棚は1列、全ての本が取り出せるようにした。

溢れた本は封印ボックスへ。本当は、そのままブックオフに直行したかったが、我慢。

封印ボックス行きの本の中から売れそうな本を選んで10冊メルカリに出品してみた。

まずはこれだけにとどめておく。

売れれば、楽しくなってきて、自発的に本を手放せるようになる。そう確信した。

おそらく残しておきたいと思った本の中からも売りたい本が出てくるはずだ。

メルカリで売れた!という成功報酬をまずは味わってもらう。

ここからが、メルカリをはじめて2ヶ月で60冊を売った読書家ミニマリストもりたの真骨頂です。

メルカリでモノを売るときのコツ

僕は、本とゲームを手放すことが多いので、そこをメインにお話しします。

その理由は、発送が楽だからです。

一番安い送料で送れる、梱包も楽ちんなので、本とゲームソフトを細々と出品しています。

まず、本について。

本は、状態の良し悪しが売れ行きを左右します。

新品で購入したこと、カバーをつけて読書をしていることをアピールするもよし。

帯も残しておきましょう。

写真もなるべくいろんな角度から撮って、きれいであることをアピールしよう。

幸い、Aさんの本は、どれも新品購入で、状態も良かったので、ここはクリア。

すぐに売れるだろう。

ゲームの場合は、状態の良し悪しは、あまり関係ない(よごれることはほぼないだろうから)

購入時のおまけがある場合はそれもアピールポイント。

ただし、ポケモンカードに限っては、単体で売った方が、高く売れます。

ゲームを売って、カードも別で売ると、ほぼ買った時と同じくらいのお金が返ってくる

実質無料でゲームが楽しめるなんてすごい。

ポケモンカードの需要、今すごいですよね。

話がそれました。

次に値段の付け方ですが、今回の場合はモノを減らすのが、第一目的ですので、

高く売りたい!という欲を捨てましょう。

写真を撮って出品の準備ができたら、一度下書き保存をし、他の出品者の値段を調べる。

例えば同じ本が800円〜1200円で売られていれば、迷わず800円にする。(750円でもいいくらい)

このリサーチがとても大切です。

どんどん手放して、「SOLD!ババン!」の快感を楽しみましょう。

本は、入手が困難なモノを除けば発売日が新しい本やベストセラー本が売れやすいです。

手元に別に残さなくてもいいかな、という本は、新刊で買って、すぐに読む。

そしてすぐに売る。1600円で新品購入し、1500円で売れる。

手数料と送料はかかるが、実質数百円で読書を楽しめるのである。

本は2000円もして、高いので買って読むことができません。というのが一時期話題になった。

リセールバリューを考えれば、映画よりも断然お得。

一度読んで頭にちゃんと入るかな、不安だな、という人は、僕のズボラ読書術を参考にしてください。

本を汚さずに、最低限の力で、効果を発揮する、おすすめの読書法です。

古本売買についていろいろ意見がある人もいるかもしれないが、僕が新刊を買いまくっているので、いいでしょ。

Aさんも出品し、数分後には一冊売れた。

売れるとうれしいし、なんか楽しいかも!

よし、これで、本棚はスッキリし、本を買ってすぐに読む習慣がついてくるだろう。

一冊売れるとうれしい。成功報酬が人を動かす。そしてそれが習慣となる。

おそらく封印した本たちも徐々に減っていくだろう。

もしかしたら、服やアクセサリーにも着手していくかもしれない。そうなるといいなあ。

その4 今後の買い物にルールを設けよう!

1in1outの法則がテッパンである。

服を買う際に、1着買えばその分減らす。

下着や、靴下は迷わず採用し、必要最低限の数を決め、なおかつ清潔なモノにしておく。

僕の場合は3つだ。一年に一度まとめて買い替える。

Tシャツやワイシャツもどんなにいいモノでも、ずっときていれば形も崩れるし、よれてくる。

この辺りは、ユニクロや無印良品を活用して、定期的に入れ替えるようにしている。

Aさんの場合は、ワンピースやパンツスタイルなどいろいろと楽しみたいようだったので、無理に統一しようとはせずに、(僕はおしゃれのことはわからないので)

今後新しいワンピースを買う際、パンツを買う際に、今持っているものと比べてどうか、

入れ替える価値があるものなのかを考えて買うように提案した。

Aさんにも、少しずつミニマリズムが浸透してきた。気がする。

その5 収支を把握しよう!

なんとなく買い物をする。

そんなに高い買い物をしているわけじゃないしなあ。

まだお金があるからいいかなあと思って買う。

翌月のクレジットの請求額に肝を冷やす。

かつての僕はそうだった。

安物買いの銭失いとは言い得て妙だ

自分の収支をざっくりでいいから把握するだけで、自然と身の丈にあった出費で買い物ができるようになる。

書籍にいくら使うのか。

カフェ代はどうか。

大切なのは、自分にとって必要な経費、という感覚だ

ラテマネーは無駄だ、とは一概には言えない。そのコーヒー1杯で、読書や仕事が捗るのなら、それはあなたにとって必要なお金だ。

僕もそうである。カフェ代は譲れない。

メルカリもあわせれば、好きな本だってたくさん買って読める。

無駄遣いがなくなれば、そこまで節約!!!とならずに済むことが、じつはほとんどなのだ。

なんとなく安かったからと服を増やす、古本で安かったからと大量に買う。

僕にとってのカフェ代とおなじように、それが必要な経費だという人もいるだろう。

ただし、本当に必要なのか、それを活かしきれているのか

という自身に対する問いかけは絶えず行わなければならないと思う。

Aさんの課題は、服にかかるお金、そして外食だった。

お酒の席で生まれる何かがある、というのも僕は間違っていないと思う。

ただ、問題なのは、いきたくもない飲み会、なんとなく参加した飲み会。

身軽に、生きていきたいものである。

合う人に会う。これが一番。

これは、若林正恭さんの『ナナメの夕暮れ』に出てくる言葉です。わかちゃん最高だよ。

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この記事を書いた人

読書×ミニマルライフで自分らしい暮らしを模索しています。
おいしい珈琲を淹れて、大好きな読書をしてのんびり過ごしています。
ミニマリストとしての生活や読書で学んだことなどを発信していくブログです。

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