趣味はなんですか、と聞かれると、どうしていいか困ってしまう、もりたです。
散歩してますか?
(夕方って、なんだか一番神聖な時間のように感じます。)
散歩が趣味ですというと、「あ、そうなんですね…(沈黙)そういえば〜」、という反応か、なんとか話を広げようとしてくれる親切な人は、「いいですね、何かいい散歩コースがあるんですか」と聞いてくれるのですが、残念ながら何かお気に入りの散歩コースがあるわけではないのです…
ただ、家の近所をぶらぶらする程度なのですが、それで十分に楽しい。
激しい運動を求めているわけでもないので20分〜30分くらいぶらぶらするだけ。
主治医からも毎日歩きましょうね、と言われているので歩く。でも楽しいから歩いている。
「散歩が趣味です」、が地味に思えてしまうのは、きっと散歩の魅力に気づいていない人が多いからだ!という仮説のもと、今回は3つのトピックを通して散歩の魅力が少しでも皆さんに伝わればいいなと思っています。
そして、趣味は散歩です!と堂々と言えるようになりましょう。(いえるようにならなくても良いです)
- 心がスッキリする
- 新たな発見がある
- お金がかからない
心がスッキリする
仕事のストレスなのか、疲れなのか、頭の中にゴミが溜まったような感じになった時や、心がざわざわした時に、とりあえず外に出てふらふらと歩いてみると、それだけで心も身体もすっきりとした気持ちになります。
京大卒で「元日本一有名なニート」という呼称で知られている、作家のphaさんも自身の著書の中で散歩について言及しています。
感情が不安定な時はいつも外を歩くようにしている。家の中で一人でものを考えているとネガティブな方向にしか行かないようなときでも、家から出て外の空気を吸うだけで少しだけ思考がマシになる。
pha『どこでもいいからどこかへ行きたい』(幻冬舎文庫)
(phaさんの文章がとにかく好き。この本、いいですよ。一人時間を充実させたい人におすすめ。私がサウナにハマったきっかけにもなった1冊)
歩いていると、いつの間にか心が落ち着いているんですよね。そうするとちょっとだけ頑張ってみようかな気持ちになります。
アイデアも歩いている時に浮かんでくることが多いので、とりあえずスマホにメモ!(後で見て??ということもしばしば…)
新たな発見がある
いつもの道でも、ふと周りに目をむけると新しい発見があるものです。
結構どんな道でも歩いていると楽しいものだし、歩くたびに何らかの発見がある。
pha『どこでもいいからどこかへ行きたい』(幻冬舎文庫)
例えば、虫が鳴いてる!秋だなあ、いつもより静かだなあ、今日は風が心地いなあ、朝と比べると夜はゆったり歩いている人が多いな、それにしてもエアポッズ普及率高すぎだろとか、あの高校生カップル素敵だなあとか、そこのお家はいつも素敵なお庭だなあ、ん、コウモリがいる!(怖)などなど。
普段何気なく歩いている道にも必ず何か新しい発見があるはずです。
これを意識するだけでで散歩が何倍も楽しくなりますよ。
エッセイストの松浦弥太郎さんも散歩についてこのように言っています。
僕は毎日とにかくよく歩きます。歩くと心とからだが軽くなるのです。
仕事で一日中机に向かっている日などは特に実感します。
歩きながら、五感を働かせて、たくさん観察します。(中略)
歩くことで観察できる情報はたくさんあって、世の中の動きや人の感情がよくわかります。
松浦弥太郎『松浦弥太郎の「いつも」安心をつくる55の習慣』
(この本は前回の記事でも紹介しています。)
お金がかからない
お財布に優しいのは、本当にありがたい趣味です。
仲良くさせてもらっている(一方的に!?)ミニマリストみくとさんが、ミニマリストのお金のかからない趣味ランキングをYouTubeに投稿されていました。
散歩が堂々の一位でした!お金がかからないし健康的な趣味というのはやっぱり魅力的ですよね。
今回はあまり触れていませんが、もちろん、体力向上、脂肪燃焼などフィットネスとしても、散歩は効果テキメンです。
今回のまとめ
散歩は心もからだも元気にしてくれる。
歩くことで新たな発見やアイデアが生まれる。
お金をかけずに楽しめる。
よし、これで、「趣味は散歩です!!」と自信を持って言える!(かな)
ということで今回はこれでおしまいです。
最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。
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