【ミニマリスト】なぎ『月15万東京ふたり暮らし』を読んで、お金との向き合い方を考える。

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お金に余裕がないと、人はいつまでたっても不安だ。

しかし、ここで言うお金の余裕とは、お金持ちになれば良いといいうわけではなく、

自分が生活するために一体いくらあれば足りるのか、満足できるのかを理解するということである。

本書を読んで学んだことや、自分なりに落とし込んでみたことをまとめていく。

お金と向き合うことは、結局のところ自分と向き合うということなのだ。目を背けてはいけない。

こんな人におすすめ

・お金がなかなか貯まらないと悩んでいる人

・貯金をしたいが、何をすれば良いか分からない人

・お金の使い方に悩んでいる人

目次

ひと月いくらあれば生活できるのか

本書では、支出を大きく二つに分けて説明している。

基礎生活費とゆとり費である。

基礎生活費とは、文字通り、生きていく上で月々必ず必要になるお金だ。

家賃、保険、光熱費、インターネット、スマホ、食費など人によって様々であるが、生活していく上で基盤となっている費用だ。

ゆとり費は、生活必需ではないが、そのほかの費用、旅費や交際費、など人によって様々である費用。

まずは、自分の家計をざっくり二つに分けて可視化できるかどうか、が大切だと説いている。

おじさん<br>

まあ、そんなんせんでも働いている限り、生活できるんやさかい、気にしなくてええんとちゃいますか。いままでとくに不都合なことはありまへんかったで。

ほとんどの人が、会社でもフリーランスでも、仕事をしてその報酬をもらって、そのお金で生活している。

僕たちは「働いてお金を稼ぐ」ということを大前提として生きている。

では、その大前提が崩壊した時にどうするのか。

病気、怪我、失業、自然災害、ありとあらゆる可能性が孕んでいる。

お金のことを色々考えるのは、セコイとか汚い、とかそういうのはもうやめましょう。

さて、1ヶ月生活に使っているお金をおおまかで良いので言えるでしょうか?

まずは、自分がいくら使っているのか、知ることから始めましょう。

なぎさんの家計の詳細は、本書に掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

僕の場合。(生活費)

ざっくりではあるが参考までに計上する。

家賃 30000円

保険 2000円

水道代 2000円

光熱費 6000円

食費 20000円

日用品 3000円

Wi-Fi 5000円

ジム代 10000円

奨学金 12800円

医療費 3200円

合計94000円 

で生活していることになる。残りはNISA、現金の貯金(いざという時用、旅行積み立て金)、書籍代にあてている。

これは、高いのか安いのか分からない。住む地域によって様々である。だが、かなりゆとりを持った家計にすることができた。

では、次はどのようにひと月の費用を減らすことができるのかを考えていく。

節約とは、ひもじい食事や電気を消すことではない。

固定費を削減する。まずはそこからである。

本書では、固定費を削減するための提案が豊富である。詳しくは、読んで確かめて欲しいのだが、

簡単にできる部分であれば、保険の見直し、と格安スマホへの切り替えだろうか。

そんなの面倒だ、という気持ちはわかる。

ただ、この2つを見直すだけでもかなりのお金が削減される。

もしも、おもいきった削減をしたいという人は、車を手放すことをおすすめする。

僕は、先月車を手放したことで、ざっくり月4万円の固定費削減に成功した。(ローンや車検などを含む)

くわしくは、こちらの記事で紹介しています。

その他では、サブスクリプションの見直しも効果的である、と紹介されている。

あんまり使っていないのに契約したままのサブスクはないだろうか。

月額1000円だとしよう。

1日あたり33円じゃん。

と考えるか、

年間12000円か。

と考えるか。

さて、あなたはどちらだろうか。

一度思い切ってすべて解約してみて、必要なものだけ契約し直す、というのもおすすめである。

お金は使うためにある。

無駄な出費を削減するのは、お金を使いたい時に使うためである。

もちろんいざというための防衛費としての貯蓄に回すことも必要だが、お金が貯まったら一体何に使おうか、

と考えることも、とても大切である。

僕の場合は、旅行だ。東京に結構な頻度で遊びにいっている。

自分軸とは何か。

本書では、「自分軸」という言葉が何度も出てくる。

僕は自分軸とは一体なんだろうか、とここ数日考え続けてきた。

これは、僕の意見だが、自分軸とは、「自分で決める」ということなのではないだろうか。

それは、必ずしも自分オリジナルでなくても良い。ということ。

僕の意見だって、きっとどこからの借り物だ。

色んな人の意見を参考にしながら自分に合うものをカスタマイズしていけば良いのだ。

いいとこ取りで自分なりの生活を確立していけば良いのだ。

そのために必要なこと

著者は、そのために一人会議と夫婦会議を提案している。

家族で生活している場合は、パートナーとの方向性の一致は不可欠だろう。

単身者であっても、自分でこうしたいから、こうした、という確かな生活、を送るために自分自身と対話をしなければならない。

自分との対話はとても面白い。

自分のやりたいことがだんだんわかってきて、それを試してみるのがたまらなく楽しいのです。

でもそのためには、やはりお金は必要。お金は僕たちを自由にしてくれるのだ。

さいごに

お金と向き合い、何にお金を使うか、そして、何をすれば自分が幸せに思うのかを自分自身で決める。

月1000円でも良い。きっと何かが変わるはずです。

なぎさんの本はこちらから。ぜひ読んでみてね。

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この記事を書いた人

読書×ミニマルライフで自分らしい暮らしを模索しています。
おいしい珈琲を淹れて、大好きな読書をしてのんびり過ごしています。
ミニマリストとしての生活や読書で学んだことなどを発信していくブログです。

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