本を閉じて、目をつむる
おやすみなさい。
すると、暗闇が音のない音楽のようにやってくる。
長田弘「なくてはならないもの」より
長田弘の詩のように、眠りにつくことができれば、どんなに素敵なことだろうか、と夢想するもりたです。
今回は、眠りに悩む、もりたのナイトルーティーンをご紹介します。
いつも気がついたら朝が来ているんだよね、という同僚の驚愕の一言に、
「シンジラレナイ!」とヒルマン監督のような気持ちになった。
ではどうすれば、快適な眠りにつくことができるのだろうか、と日々研究をしています。
ということで、僕が普段行っていることをただただ書いていきます。
温度、光、音、匂い、文字。
お風呂にぼーっと浸かる
よく眠るためには、大体一時間半くらい前に、15分〜20分程度浸かると良い、と睡眠の本に書いてあったのでそれを実践している。
20分浸かるのがはじめは長くて結構苦痛だったので、
Kindleで漫画を読んだり、防水スピーカーを使って「オードリーのオールナイトニッポン」をラジコで再生したりしていたのだが、
これは、長く浸かるための手段なんだよなあ、
と考え始めるとうまく集中できなくなった。
入浴中くらい何も考えずに過ごしたい、
とだんだん考えるようになってきて、今ではただただぼーっとする時間になっている。
部屋の中では、気がつくと、スマホ、読書、ゲーム、と常になんらかの刺激を受けずにはいられない。
(〜せずにはいられない、と聞くとドラマ「ドラゴン桜」で踊りながら英熟語を覚えていたのを思い出す、たしかこんな感じだった気がする。cannot help~ing ~せずにはいられない)
せめて入浴中だけでも解放されたい。
このぼーっとする時間を大切にしたい。
部屋の明かり
主のライトは豆電球にして、間接照明をつける。
もちろん主役は、バルミューダランタン。
あとは、イサムノグチの間接照明があれば理想の部屋に近づくなあ、とおもいつつ、ちょっと高いからなかなか買えない。(プレゼントでもらったら、センス良過ぎる…と一生崇めると思います)
(小豆島にイサムノグチの照明がたくさん置いてあるところがあった、その時の写真)
とにかく、「強い光を見たら親の仇だと思え」とどっかに書いてあった(多分もっと違う表現だったと思いますが)
体を今から休むよ、というモードに切り替えていく。
僕は、このタイミングで薬を服用します。
何種類あるかわかりませんが、結構たくさん飲みます。
香り
気分によって香りを変えるが、寝る直前に使うのは、無印良品のおやすみブレンドのスプレー。
あとは、お風呂上がりにお香を焚くか、
コロンを体に纏う。
僕が愛用しまくっているのは、Aesop(イソップ)のHwyl(ヒュイル)という香水で、ヒノキの香りが特徴です。
いつも使っているので、友達にもこの香りで認識されている。
最近、それどこで買えるの?と聞かれて嬉しかった。
お出かけの時は欠かせないのですが、寝る時にもこの香り結構落ち着くんですよね。
新しい香水を開拓しようとレプリカに行ったりしたのですが、やっぱりこの香りが一番好きです。
音
音楽は、あまり聴かないです。
ですが心が少しざわざわする時は環境音?を聞きます。
おすすめは、断然、
焚き火の動画を見るのも好きなのですが、あのパチパチとはぜる音がなんとも言えない幸福感を覚えます。結構リラックスできるのでおすすめです。
焚き火動画を間接照明がわりにすることもあります。(いいのかな?)
焚き火の音を聞きながら、目を瞑って深呼吸すると、すごくリラックスできます。
本を読む
寝る前は少しだけ本を読みます。
おすすめは、エッセイや詩集など、少しずつ読める物が良いです。
長田弘、くどうれいん、伊藤紺、pha、と僕を癒してくれる作家たちがたくさんいます。
布団に入って、眠くなるまで読む、という感じです。
まとめ
ということで、以上が僕のおやすみ前のナイトルーティーンでした。
光、匂い、音、そして文字。
これらが僕を守ってくれる。
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