本書は、いわゆる節約本ではない。自分らしい生き方を見つめ直すための哲学書だ。
Xのフォロワーさんに教えていただいて手に取った。
ぼくに取ってミニマルライフとは何なのか、と思考がプラトー状態になっていた。
そこに新たな風を送り込んでくれたのが本書である。
本書を読んで特によかったことを引用しつつ、
ぼくがこれからやってみようと思うことをまとめてみようと思う。
今回は、本を紹介しながら、ぼくの実践したいことも書いていきます。
お金を使う楽しみに目を向ける
ミニマリスト聞くと、何もない部屋で瞑想したり、極限までにお金を使わない質素な生活をしているイメージを持たれている方も多いと思う。
ぼくも、ミニマリストについていろいろ学ぶ前は、なんだかつまらない生活をしていそうだなあ、という印象を持っていた。
いかにお金を使わないか、を考え、暮らしているのだと。
お金は大事だ。節約することも必要だ。
かぜのたみさんは節約をすることの重要性を説きつつも、「お金を使う楽しみ」に目を向けよと説いている。
いかに楽しくお金を使うかに目を向けることで、自分らしい暮らしが実現されるのだと。
なるほど!
いかにお金を使わないか、ばかりに注力してしまうと、無理なダイエットみたいにリバウンドしちゃうかもしれないもんなあ。
そこで、著者が提案しているのは、「1ヶ月のお金の使い方」だ。
これは、面白い!早速ぼくも実践したいと思った。
支出のメリハリをつけることで、楽しく暮らすことができるのだ。なるほど!
第1週 片付けや掃除、仕事に集中、基本家にあるもので過ごす
第2週 家にあるもので過ごしながら、下旬の楽しみを計画し始める
第3週 やりたいことにお金を使い始める
第4週 思いっきり豪遊!
かぜのたみ『低コスト生活』(朝日新聞出版)
11月、ぼくは前半に豪遊してしまったので、これをひっくり返して実行してみようと思う。
そして12月は、東京に遊びにいきたいので、そのための準備をしようと思う。
さて、そのためには家での生活を充実させる必要がある。
0円生活についての言及もあり、自分なりのおうちで楽しめるリストを作成してみた。
こんなふうに考えてみると0円生活も、苦行ではなく、むしろいかに工夫してやろうかな、
いかに0円で楽しんでやろうかと俄然やる気が湧いてきた。
おうちで楽しめる!0円リスト もりたver.
ぼくが、やってみたいことを紹介します。
本を読む
家にある未読の本を全部読んでしまおう!
文フリでゲットした宝の山が叫んでいる。早く読んでくれ!と。
そして、お気に入りの本を改めて読み返してみよう!
→さらに読み返すことでその本に対する理解が深まり、発信しようという気持ちが湧いてくるに違いない。ブログのネタになるではないか。
おいしいコーヒーを淹れて、BGMをながしてカフェの雰囲気を演出するのも良いな。
→好きなクラシック音楽を流してみよう。
クラシック音楽をかけてくれるカフェが近くにあれば良いのにと思ってしまう。
ブログを書く
文章を書くのが、嫌いではないということが分かったので、引き続き、どしどしと我が道を進んでいきたい。
この本を読んで実践したことや、改めて読み返した本の気づきなんかもブログにかけるし、なんだかお得な気がする。
何かを書こうと思うと、丁寧な読書ができる。
インプットしたものを自分なりに噛み砕いて説明するのって、めちゃ難しいですよね。
良いトレーニングにもなっています。
いつも読んでいただいている方、ありがとうございます。
こんなゆるゆるなブログで良いのでしょうか。
筋トレをする
最近少しやる気が出なかったのだが、書いているうちにやりたくなってきた。
筋トレ動画もたくさんあるので、それを日替わりで見ながらやってみるのも楽しそうだと思った。
軽めのエクササイズや、ストレッチ、ヨガなどは、のがチャンネルがおすすめです。
HIITなど少しハードな運動をしたい人はfitness mateヒロさんの動画がおすすめです。
ナイス〜!とモチベーションの上がる実況付きで、テンション爆上がりです。
短歌をつくる
これは、最近始めた趣味です。
ほとんどフォロワーのいないXで壁打ちのように作っています。
時々いいねがもらえて、うれしい。
→思い切っていろいろ応募してみようかなという欲が出てきた。
自意識過剰かもしれないが、フォロワーの数では到底及ばないけど、そんなにレベル変わらないのでは?と思うことがあるからである。
とりあえず応募して撃沈してみることにする。
ピアノを弾く
ぼくは、大人になってからピアノを弾き始めたピアノ愛好家である。
始めた当時は、夜のお仕事をしていたので(塾講師)、
空いている時間はひたすらピアノを練習していた気がする。
1日8時間くらい弾いてぎっくり腰になった。
始めたばかりで変なところに力が入っていたのだろう。
医者に説明しても信じてもらえなかった。
今は、久石譲の曲を楽しく弾いている。
だが、せっかく楽譜を買ったのだから、そろそろシューベルトのソナタを弾けよと、自分に喝を入れているのである。
ゲームをする
しばらくは、マリオRPGを遊び倒していると思います。
奇跡のリメイク。これ、何年待ったことか。
大学生の時に、実家からこっそりとスーファミを持ち出して、ひたすらやってました。
というのも、どこかのブログ記事で書いたのですが、当時は週に3回、一回30分しかゲームができず、到底クリアできませんでした。
しかも、すぐデータ消えるし。オープニング画面のクッパ城に剣が刺さっていなかった時のショックはもう、ね…
家にある服でコーディネートを考える一人ファッションショーをする。
何も考えずに服を見に行くと全てが良く見えてしまう。
後悔する。
なので、手持ちの服でいろいろ試してみる。
洋服はかなり整理したので、おそらく問題ないと思うのだが、コーディネートをたくさん試して、
よし、これでもう今年は服はいらないね!と自分を納得させる必要はありそうだ。
服装については以下の記事で紹介しています。
他の人のブログを読んで学ぶ
ブログは、書籍とはまた違った面白さがあると思う。
その人の生活がそのまま、文字になっていて、ダイレクトアタック!される感じが良い。
(小学生の時に一番放った横文字は、ターン、ドロー、そしてダイレクトアタックである。)
フォロワーさんのブログを中心に読ませていただいております。
コーヒーを自家焙煎をする
これだわ。
自家焙煎奮闘記はこちら
気になっていることは片っ端からやっていくキャンペーン
著者は、本書(p103)上記のコラムを書いている。
やりたいんだけどなあ、どうしようと、ぐるぐる思考になってしまうのが一番良くないと述べている。
やっちゃえ日産。ということである。
ぼくがいまやりたいことは大きく3つ。
東京で遊び倒す。
先日行ったばかりなのだが、あまりにも楽しすぎたこと、そして、まだまだいきたいところやりたいことがあるので、これは実行します。12月中旬ごろに休みを取っていこうかな。
短歌
とりあえず何かに応募して、撃沈してみようと思う。
読書会を開催する。
開催が決まりました。即実行できたぼくは、「とてもとても」素晴らしい。(自分を褒めることについては後述します。)
ということで、これがぼくの今年の3大キャンペーンということにした。
楽しみたいと思います。
自分を上手に褒める
ぼくのつけている肯定ノートにも通ずる部分があるのだが、褒め方がとても重要であると学んだ。
まずは条件をつけないこと。(p116)
朝早めに起きられたから、「よくできた」
これはよし、
朝、「予定通りの時間に」起きられたから、「よくできた」
このように些細なことですが、条件をつけてしまうと、うまくいかなかったときに自分を苦しめてしまうと説く。
たしかに、と思った。
ゆるゆるのかんじでうまく自分を肯定できれば良いね。
しかし、かぜのたみさんはここからさらに一歩踏み込んで、最高の自分の褒め方を提唱する。
これは刺さりましたね。これは、ぜひ本書を読んで確かめてほしい!
自産自消システムを構築する。
ここまで読み進めて、面白いことをいう人だなあと、ぼくはすっかり著者のファンになってしまったのだが、
要するに、自分がやったことで、自分を喜ばせるということである。(p189)
自分が書いた文章を読んで自分が励まされるのだとしたら、これはもう完璧ですね。
そんなブログにしていきたいなあ、と強く思ったのであった。
名言であふれている。
(追記)改めて、もう一度本を読み返してみた。
この本は、読めば読むほど、著者の考えていることが身体に染み込んでいく感じがして、とても良い。
どんな小さなことでも、自分で選んで、自分で決める(p157)
自分で選んだ、と自信を持って行動できるようにしたいものです。
そのために、小さな積み重ねを大事にして、自分をその都度、褒めてやることが大切です。
あと、もうひとつこれはやってみようと思ったのが、感謝の気持ちを伝える(p202)だ。
著者は、「スーパーのお客様の声」にときどき感謝のメッセージを書いている、とのこと。
これは、とても良いな!と思っていた矢先、ネットで買った商品のレビューをしてください、というメールが届いたので、感謝のレビューを投稿しました。
ちょっと楽しかった。
さいごに
ぼくは、自身のミニマリズムについて、行き詰まりのようなものを感じていた。
語られるべきことはすでに語り尽くされたと思っていた。
違った。
まだまだ、自分の暮らしを楽しくする方法があるのだと気づいた。
本書に出会えて本当によかったと思っている。
今回紹介したのは本書の本の一部です。
同じ本でも、他の人が読めば、また違う部分に刺さるかもしれない。
そんな話ができる人がいれば良いのになあ、と思っています。
まだ読んでいない人は、ぜひ読んでみてください。おすすめです。
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