本はどこでも読める。それが本の良いところだ。
カフェでも電車でも、レンジで冷凍食品をチンしている間に読むことだってできる。(これは僕だけでしょうか)
村上春樹の主人公もスパゲッティをゆでながら本を読んでいるのだから、アリだろう。
そんな僕でも、大体年間70冊くらい読みます。ドストエフスキーなどのヘビー級の本も読みます。
読む本は、主に小説が多いですが、詩や短歌、エッセイも好きです。ビジネス本も面白そうなものがあれば読んでいます。
一気読みした!というような経験はなく、ちびちびしか読めません。それでも結構本を読んでます。
これは、もしかしたら、本を読むのが苦手、もしくは遅いと悩んでいる人になにか有益な情報が提供できるのではないかと思ったのです。
なので、普段の読書の方法、なんて立派なものはないのかもしれませんが、こんなふうに読んでいますよ、ということを書いていこうと思います。
速読やテクニックの話をするわけではありません。目次だけ読め!とか全部読むな!とかも言いません。
本は基本的に初めから終わりまできちんと読みます。
なので、そういったテクニックが知りたいという方は、メンタリストdaigoさんの書籍を読むことをお勧めします。
この本結構おもしろかった、気がします。(かなり前に読んだので実はあまり覚えていないのですが、結構なるほど!となった気がします。読み直します。)
家で本を読む。
僕は、勉強でもそうだったのだが、同じ場所に長時間座ることが苦手です。
なので受験生の時は、もちろん一日中勉強するわけだが、3〜4箇所を転々としていた。
家で勉強した後、図書館行って、学校でやって、予備校に行って、もう一度図書館に行って、家に帰ってもう一度する、というような感じだ。
高校生の当時は、お金はなかったので、カフェで勉強するという選択肢はなかった。というよりも、一人でお店に入ることができなかった。
なので一人で颯爽とカフェに入って勉強したり読書をする人がかっこいいなあと思っていた。
今では歳をとったからなのか、そんなことは何も気にならなくなり、一人で居酒屋にもいくし、しょっちゅう旅に出る。
話が逸れてしまいました。僕の悪い癖です。
色んな選択肢をもっておく。
主に、カフェや電車の中で読書をすることが多いのだが、意外と家で読むのが苦手だということに気がついた。
なぜか。すぐにベッドでゴロゴロダラダラしてしまうからだ。特に今は寒いのでもうすぐにそこに行きたくなってしまう。
なので家で読書をするパターンをいくつか用意することにした。
①普通に椅子に座って読書をする。
②キャンプ椅子に座って膝掛けをかけてキャンプ風読書をする。(ゆるキャン△みたいな感じ)
③立って読む。
④お風呂でKindle読書をする。
⑤寝る前にベッドに本だけ持ち込んで読書をする。
③ワンルームなのですが、カウンターキッチンなので、そこをうまく利用して立ち飲みバーみたいな感じで読書してます。眠くならないし、なんとなくオシャレでおすすめです。誰もみてないけど。
こんな感じで部屋の中で読書のバリエーションを作っておくことで、それぞれは15分〜20分くらいと短いのですが、意外と本がたくさん読めている、という結果につながっているのだと思います。
一区切りつけることで、
落ちてきた集中力がリセットされ、新鮮な気持ちで読書ができている気がします。
あと座りっぱなしは、身体に良くないので、一石二鳥かなと思っています。
基本的には紙の本で読むのが好きなのですが、Kindle端末を持っているので、(そしてたぶん防水だと思うので)お風呂に浸かりながらのんびり読書しています。
ちょうど読書の集中力が20分くらいできれてくるので、入浴時間とも相性バッチリです。
併読をする。
だいたい2〜3冊を同時に読んでいます。ただし、ジャンルは被らないようにしています。
小説と、エッセイと、ビジネス書、あと寝る前は、詩集や歌集を読んだりみたいな感じで読んでいると飽きずに読めちゃいます。
併読が苦手な人もいるかと思います。
だいたい20〜30ページで一区切り着くと思いますので、それで何セットか挑戦してみて下さい。
とここまで書いてみて、なんだか、筋トレと同じだなあ、とか考えてしまいました。
20ページ3セット、いやまだまだもっと追い込め〜。あと10ページ!
別に追い込む必要は全くないんですけどね。
ただ、こうやっていくうちにだんだん1セットあたりに読める量が増えてきたような気がします。
ここまで書いていて、最近筋トレをサボり気味だなということに気がつきました。よくない。
外で読書する。
外での読書は、電車の中もしくはカフェでの読書が多いです。
他に選択肢が広がればいいなあと思っていますが、あとは、何があるだろう。ジェットコースターの待ち時間?
いや、ジェットコースターの待ち時間は、一緒に来ている方と楽しくおしゃべりするべきですね。
ディズニーランドの待ち時間が全く苦にならなかったのは、今の相方さんです。惚気てしまいましたごめんなさい。
電車のなかで本を読む。
あれ、なんだか、島田潤一郎さんの本のタイトルみたいになってしまいました。
…みたいじゃなくて、完全にパクってます。ごめんなさい。
島田潤一郎さんは、僕の大好きな作家さんで、昨年は講演会にも行きました。すごく暖かいオーラに溢れた方で、またお会いしたいなあ…
ちなみに『電車のなかで本を読む』とても素敵な読書エッセイです。ぜひご一読ください。
話を戻します。
電車の乗車時間が30分くらいだと、一番良いコンディションで読書をすることができます。
ちょうど集中力がなくなった頃に降りることになりますので、乗り越すこともない。
10分くらいの電車移動が実は一番危険かもしれません、ついつい夢中になって…
電車の中では最近はスマホを見ている人が多数ですが、たまに本を読んでいる方を見かけると、なんだかとてもうれしくなります。
カフェで本を読む。
近所にあるスターバックスに行くことが多いです。
行ける範囲に2箇所あるので、気分でローテーションしているのですが、とうとう、どっちに行っても声をかけられるようになってしまいました…(この前の本はもう読み終わったんですか?など)
一人で来て読書をしている人が珍しいのかもしれませんね。
貧乏性なのか、流石にカフェに来て30分だけ読書をするのはもったいないと思ってしまうので、
まずはじめに30分読書、そのあとは、メモを取ったり、次に何を書こうかなあと考え事をしたり、パソコンを持って作業することもあります。
結局どこに行っても読書は30分くらいが限界なのだと気づきました。これは僕の体質?性質?なのでしょうがないですよね。
一気に2時間くらい読めちゃう人と比べて、すごいなあ、いいなあ、と思うこともありますが、仕方ないので気にしないようにしましょう。
僕はちまちま読むことで、読書量を稼ぐ方が自分に合っていると自分でわかっているので、それでいいのだと思います。
新たな読書場所の開拓。その1シーシャバー
先日、仲良くさせていただいているフォロワーさんに渋谷のシーシャバーに連れて行ってもらいました。
静かで雰囲気も良く、これは読書にいいかも!とおもい、早速次の日に一人で行ってみました。
すごく良い!コーヒーだけだと口が寂しくなるので、シーシャ、よかったです。
ただ、読書は、30分2セットして、あとはのーんびりしてました。
カフェに比べると少しお値段がするので、たまのご褒美に利用するくらいでしょうか。
ま、行きたくても、近所に店がないんですけどね…
新たな読書場所の開拓。その2 ショッピングモールになんとなく等間隔に置かれているちょっとだけふかふかしてそうな椅子。
ショッピングモールに行ったときによく休憩場所として利用しているのですが、読書をするほど長居はしたことがないので、やってみてもいいかもしれません。
ざわざわしていて落ち着かないかなあ、どうだろう、試してみる価値ありです。
本は読んでも忘れる。
丁寧にメモを取ろうと思ったこともあるのですが、僕は長続きしませんでした。苦痛だから。
もちろん記事を書いたり、読書会をするとなったらその本はしっかり読み込んで、メモを取るのですが、毎回やっていると大変ですよね。
本は読んでも忘れるものだから気にするな。
でも、もしそれでもあなたの心に残るものがあったとしたら、大切にしなさい。
というような文言をどこかで見て(誰の言葉なんだろう?)なんだ、そうだよな。忘れていいんだよな、と自身を正当化したような気がしますが、よく考えてみると忘れるって結構大事なんだと思います。
僕は、うつがかなり酷かった時は、2ヶ月くらい全く本が読めなかったのですが、本が読めなかったという事実は覚えているのですが、何をして生活していたのかを全く覚えていません。
忘れる、ということは必要なことなんです。
だからこそ、なにか引っかかる、気になる、感動する、そういった心の動いた瞬間を大切にしなければいけないのだと思います。
そんなふうに気軽に本を読めばいいのだと思います。
さいごに
本を読むのは、楽しいです。
僕は何かすごい読み方ができるとか、解釈ができるとかそういうわけではないのですが、ただただ楽しいのです。
集中力も続かないくせに本が好きなんです。
もうこれは仕方がないことなんです。
もし、この記事を読んで本を読んでみようかなという人が一人でも増えたら、嬉しいです。
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